ペイントホームズ 伊丹店のブログ
ペイントホームズ 伊丹店の塗装工事の様子などを掲載していきます。
現在、塗装工事をさせて頂いているお客様のご自宅に、雨戸などの一般的な鉄部と、塩ビ加工がされた鉄部の両方がありましたので、ご参考にと思い作業中の写真をアップしてみました
最初の写真が塩ビ加工がされた鉄部の下塗り中の写真です。
塩ビ加工のご説明をしてしまいますと、少々専門的なお話になってしまいますので、簡単な言い方で言いますと、鉄部の上に塩化~樹脂なる物を塗布してあり、表面が魚のウロコの様なデザインになっている物です。
この様な加工がされた鉄部に間違った下塗り塗料を塗ってしまいますと、可塑剤という化学物質が塗膜を通過して表面に出てきてしまい、ベタベタとした汚れやすい仕上がりになってしまいます。
それを防ぐ為に、塩ビ加工された鉄部専用の下塗り塗料にて塗装を行う必要があります
すると可塑剤の移行を止める事ができ、表面もサラサラとした綺麗な仕上がりになります
その下の写真は一般的な鉄部(雨戸など)に使用する錆止め塗料を塗装している写真です。
錆止め塗料と聞いてしまいますと、鉄部に錆が発生するのを止める為の塗料と思われがちで、確かにその目的もあるのですが、実はそれだけではありません。
鉄部と上塗り塗料の密着性を高める為に、ボンドの様な役割として鉄部用の下塗り塗料である錆止め塗料を塗装しているという使用目的もあるのです
塗装工事は、外壁と屋根だけがクローズアップされやすいですが、それ以外の付帯部分も大変重要で、それぞれの素材に合わせた専用の下塗り塗料があるのです
足場の施工も終わり、高圧洗浄の時に作業確認も含めて屋根に上がった時に撮影した一枚です
遠くに見えるマンションは宝塚駅から山手の方に上がった所にあるマンション群です。
徐々に朝晩の気温差も大きくなり、山の木々が色づき始め綺麗な紅葉が目に映る様になってきました
もう少ししたら、京都の嵐山の紅葉も綺麗でしょうね
京都の亀岡からのトロッコ電車は、週末の予約がいっぱいになってきているそうです!!
予約はお早目に!!(笑)
塗装工事のご予約も、年末が迫るにつれて予定が入りにくくなっております!!
そちらのご予約も是非よろしくお願い致します(笑)
昨日、足場工事をさせて頂き、今日は塗装工事前の高圧洗浄の日です
非常に屋根が汚れていて、コケが広範囲に繁殖している状態でした。
この高圧洗浄(下地処理)は非常に重要な作業なのです!!
コケや汚れをしっかりと落とさなければ、汚れの上から塗装をする事になり、
屋根材と塗料がほとんど密着せず、短期間で塗膜が剥がれてしまいます
よく塗膜が剥がれた屋根を見かけられるかと思います。
それは、色褪せなどの通常の経年劣化とは違い、塗装の作業工程に何らかの原因があったと
考えられます。
下塗り~中塗り~上塗りと、きっちり3回塗りをしても、この高圧洗浄の段階で手を抜いて
しまうと、10数年に一度の塗装工事が台無しになってしまいます
また些細なご相談でも何でも結構ですので、お気軽にお問合せください
兵庫県西宮市のお客様のご自宅へ塗装工事のお打ち合わせに向かう道中で、ふと海を見たくなり立ち寄りました
西宮浜のヨットハーバー付近の景色です
やっぱり海は良いですね~
ついつい砂浜を走りたくなったり、貝殻を探したりしたくなってしまいます(笑)
空の青色と海の青色・・・。
刻一刻と変化する自然が作り出す色は非常に綺麗だな~と心が和む瞬間です
塗装業者ですので、色を織り交ぜて表現してみました(笑)
サイディングボードの経年劣化についてのお話です
サイディングボードが出来た当初は、サイディングボードはノーメンテナンスで、汚れをブラシで洗って頂くだけで、半永久的に長持ちしますという事を言って売り出していた時期がありました。
しかし結局は、表面に使用されている塗料が劣化してしまい、チョーキング現象が発生してボードが雨水を吸い込み、湿気と乾燥を繰り返してボードの反りや腐食へとつながる事が判明しました。
上記の写真は少しだけボードが反ってきている状態です。
サイディングボードを使用されている建物に多く見られる経年劣化の一種です。
この様になる原因は、
①表面上の塗膜が劣化して雨水を吸い込み、湿気と乾燥を繰り返している
②シーリング(上から下までひび割れているゴムの様な物)がひび割れて、そこから雨水が入りボードの裏側で湿気と乾燥を繰り返している
③他の要因
簡単には、これくらいの原因が考えられます。
湿気と乾燥を繰り返すと反ってくる=という意味は、紙を水に濡らして乾かすと真っ直ぐには戻らない、というのと同じ様な事だとお考えください。
このボードの反りを放置してしまうと、どんどん反りが酷くなり、ボードのひび割れや腐食へとつながる可能性がありますので、一つの塗装時期のサインだとお考えください。
また何かご不明な点などございましたら、ご質問だけでも結構ですのでお気軽にご連絡ください