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外壁コーキング工事の失敗例と対策:よくあるトラブルをQ&Aで解説

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外壁コーキング工事の失敗例と対策:よくあるトラブルをQ&Aで解説

コーキング工事でよくあるトラブルQ&A

外壁塗装やリフォームの際に欠かせない「コーキング(シーリング)工事」。
しかし、「仕上がりが雑…」「すぐにひび割れた」など、施工後に不安を感じる方も少なくありません。
この記事では、コーキング工事に関するよくある疑問をQ&A形式でわかりやすく解説していきます。



Q1. シーリング工事の仕上がりが雑…これって失敗?外壁塗装会社の変更はできるの?

A:施工会社に状況を伝えて、対応を依頼しましょう。それでも改善されない場合は、他の信頼できる業者への相談や、会社の変更を検討するのも一つの方法です。

対策
まずは工事の不具合を写真で撮影し証拠を残しましょう。はみ出しや雑な仕上がり、ひび割れなど問題のある箇所を撮影して記録しておきましょう。施工直後の状態を残すことがとても大切です。
「仕上がりが気になる」ことを業者に伝えましょう。保証書や契約書に「アフター対応」や「保証期間」の記載があるかどうかも一緒に確認してください。

対応が不十分で不安が残る場合は、他の業者に相談してみましょう。無料点検に対応してくれる業者もあります。
場合によっては費用がかかることもありますが、再施工によって納得のいく仕上がりに改善できるケースもあります。
トラブルが深刻で話が進まない場合は、「住宅リフォーム・紛争処理支援センター」などの公的機関に相談することを検討しましょう。これらの機関は、中立的な立場でアドバイスを提供してくれます。また、こちらは契約内容や保証に関するトラブルにも対応しているので、第三者の意見を聞くことで、問題解決への手助けが得られる場合があります。



Q2.窓枠(窓まわり)のコーキング、打ち替えと増し打ち…どっちがいいの?

A:基本的にはコーキング工事は「打ち替え」がおすすめですが、状況によっては「増し打ち」が合っている場合もあります。

打ち替えとは?
古いコーキングをすべて取り除いてから、新しいコーキングを打ち直す方法です。

増し打ちとは?
今あるコーキングの上から重ねて新しいコーキングを打つ方法です。

「増し打ち」が向いているケースは・・・?
■今のコーキングがまだしっかりしている場合
 → ひび割れやはがれが少なく、弾力も残っていれば、重ねても十分もちます。
■サッシの形状やスペースの関係で打ち替えが難しいとき
 → 無理に古いコーキングを取るより、安全に増し打ちをした方が良いこともあります。

迷ったときは?
「打ち替えできる状態か?」を現地調査で確認してもらうのが一番安心です。
信頼できる業者なら、実際の劣化具合を見て、今のおうちに合った方法をきちんと説明してくれます。



Q3. 外壁コーキング工事の正しい工程は?

A:「打ち替え」と「増し打ち」で工程が少し異なります(基本の流れは共通)。
状態に合わせて、適切な方法を選ぶことが大切です。

コーキング工事の共通の準備工程
① 高圧洗浄:外壁の汚れをしっかり落とします
② 養生作業:周囲にマスキングテープなどで保護をします

以下は「打ち替え」と「増し打ち」の簡単な工程です。



打ち替えの工程(劣化が進んでいる場合におすすめ)

・古いコーキング材をすべて撤去
・プライマー(接着剤)を塗る
・新しいコーキング材を注入
・ヘラで表面を整える(仕上げ)
コーキングをすべて入れ替えることで、防水性も耐久性も高まり、しっかりとした仕上がりになります。





増し打ちの工程(軽い劣化や応急処置に)

・既存のコーキングの上にプライマーを塗る
・新しいコーキング材を重ねて注入
・仕上げ処理(ヘラでならす)
古いコーキングの上から重ねて施工するため工期は短く済みますが、下地の状態によっては耐久性が落ちることもあります。



どっちを選べばいい?
劣化が激しい 場合→ 打ち替え
既存のコーキングに弾力がある・施工が難しい場所 → 増し打ち

どちらが適しているかは、現場の状態を見て判断するのがベストです。信頼できる業者に相談してみましょう。


Q4. コーキングが塗装からはみ出してる…これって施工不良?

A. 基本的には、コーキングが塗装からはみ出している場合は施工不良と言えるケースが多いです。

ただし、はみ出しの具合によっては必ずしも施工不良であるとは限りません。目地から約1〜2㎜程度離してシーリングを打ち替えている場合でも、上から塗装を施すのであれば、特に問題はありません。テープの厚みによって、わずかに段差が出ることはありますが、施工品質には影響しない範囲です。むしろ塗り替え工事では、目地ギリギリに打設するよりも、少し余裕を持たせて施工する方が安心です。というのも、カッターによる切り口や、新築時の古いシーリングの残りをしっかりと覆うには、多少目地から逃す形でコーキングするのが適切な方法だからです。

では施工不良」と言えるはみ出しとは?
基本的に以下のような状態になると、「施工不良」と判断される可能性が高いです。
① 養生がされておらず、仕上がりが極端に汚い
② はみ出しにより塗装不良が起きている
③ 必要以上に幅広く、明らかに意図がない打ち方

もし、コーキングのはみ出しが原因で、防水性に問題が生じている場合、施工会社には再施工や補修を依頼できます。費用がかかる場合でも、保証内容に従った修復が求められる場合もありますので、その点も確認が必要です。
施工会社が対応しない場合や、トラブルが解決しない場合は、住宅リフォーム・紛争処理支援センターなど、第三者機関に相談するのも一つの方法です。



Q.5 外壁塗装後のコーキング塗膜のひび割れ…放置しても大丈夫?

A:コーキング工事には「先打ち」と「後打ち」という2つの施工方法があります。今回の状況から見て、おそらく「先打ち」で施工されていると思われます(先にコーキングをして、その上から一緒に塗装をする方法です)。
目地の上に塗装をすると、建物の動きによってコーキング(ゴムのようなつなぎ目材)が伸びたり縮んだりするため、塗膜にヒビが入りやすくなります。特に、無機塗料やフッ素塗料のような塗膜が硬い塗料を使うと、コーキング部分にひび割れが起きやすくなります。これは、外壁がサイディングの場合に特に多く見られる傾向です。
今回のひび割れも、コーキングそのものが劣化しているわけではなく、塗膜のほうが動きに追いつけずに割れてしまっている状態だと思われます。ただし、このような割れた部分から雨水や湿気が入ると、少しずつ塗装が浮いたり、めくれてきたりする可能性があります。放っておくと、コーキンググ部分だけでなく、外壁全体にも影響が広がってしまうことがあるので注意が必要です。
コーキングのひび割れは、放置することで防水性や耐久性に大きな影響を与えることがあります。早期に対処することで、修理費用やダメージを最小限に抑えることができるので、コーキング自体にヒビが入っている場合は早めに対応しましょう。劣化状況にもよりますが、ひび割れを見つけた時点で、コーキングの劣化が進んでいるケースが多いので、外壁塗装のタイミングと合わせてメンテナンスを行うことをおすすめします。

対策
コーキングにひび割れが発生したら、まずは施工業者に連絡を取り、状況に応じて修理や再施工を依頼しましょう。
保証期間内であれば無償対応が受けられる場合もあるので、保証内容を確認しておきましょう。
小さなひび割れの場合、市販のコーキング材を使って自分で補修することも可能です。しかし、広範囲にわたるひび割れや劣化が進んでいる場合は、専門業者に依頼するのが最も安全です。




Q6. 窓サッシ周りのコーキングが雑…どうすれば?

A:再施工を依頼するか、専門業者に点検をお願いしましょう。雑な仕上がりのコーキングを放置すると、防水性の低下だけでなく、見た目や家の美観にも影響が出ます。さらに、劣化や空気の侵入・漏れが進み、結果として修理費用が高くなることもあります。
こうした問題は早めに対処することで、家の寿命を延ばし、余計な費用を避けることができます。

※コーキングは基本的に「打ち替え」がおすすめですが、窓まわりのように施工スペースが限られている部分では、「増し打ち」が適している場合もあります。
どちらがよいかは実際の状態次第なので、信頼できる業者に現地を確認してもらい、適切な施工方法を提案してもらいましょう。



Q7. 玄関ドア交換時、コーキングって必要?

A:玄関ドアを交換する際には、場合によってはコーキングが必要になることがあります。特に、ドア枠と外壁の取り合い部分に隙間ができるような施工方法の場合、その隙間から雨水や風が入り込むのを防ぐために、コーキング処理が行われることが多いです。

玄関ドアの交換時にコーキングを施さないと、次のような問題が発生する可能性があります。
・防水性の低下
ドアと壁の間に隙間ができると、雨水が入り込みやすくなり、壁内部の腐食やカビの原因になります。

・断熱性能の低下
隙間から冷気や暖気が漏れることで、室内の温度が安定せず、冷暖房効率が悪化します。コーキングを施すことで、エネルギーのロスを防ぎ、光熱費の節約にもつながります。

これから玄関ドアの交換をご検討中であれば、コーキングの有無や処理内容について事前に業者に確認しておくと安心です。



まとめ

外壁コーキング工事は見た目だけでなく、防水性や耐久性にも関わる大切な工程です。もし「仕上がりが雑」「ひび割れがある」といった不具合があっても、慌てず写真を残して業者に相談しましょう。対応に納得できない場合は、他社の意見を聞くことも大切です。

この記事では、コーキング工事でよくある失敗例と対処法をQ&A形式で紹介しました。工事後に気になる点があった方はぜひ参考にしてください。


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