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2023年 03月 31日まで
屋根塗装・外壁塗装や相場費用、業者選び、色選びなどお客様が知っていると得する情報を記事にまとめました。
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日本の塗料の歴史をさかのぼったとき…始まりは何だと思いますか?
現代でも使われている「漆」。ウルシからとれる樹液を塗料にして作った漆が、日本最古の塗料です。
今から約9,000年前に作られた漆塗りの副葬品が遺跡から発見されました。これが、現在存在する日本最古の漆塗りです。
純粋な漆を使って塗られた漆器と呼ばれる食器は、技術を持った職人と純粋な漆の塗料で作られ、結果、高価なものが多いです。現在市場には、漆器風の見た目だけど塗装は安価なウレタンなどで塗られている食器が多いです。
9,000年前から使われている漆の塗料は、縄文時代から、さらに弥生時代~大和時代、飛鳥、奈良、平安時代にわたり使われ続けます。食器だけでなく、工芸品や建築にも使われました。
住宅の外壁、どんな塗料がいいのだろう?
塗料の選択に迷われる方も多いのではないでしょうか。
塗料は性能や価格の違う種類があり、家の外壁劣化状況に合わせて選ぶ必要があります。
外壁塗装に使用する塗料には非常に多くの種類があります。
またどの塗料を使うかによって費用が変わってきます。
外壁塗装の塗料にはシリコン塗料、フッ素塗料などの種類だけではありません。
例えば、水性なのか油性(溶剤)なのか、1液型なのか2液型なのか、ツヤを出すのか出さないのかなど、さらに細かい分類があり、それぞれで性能が違ってきます。
ひと昔前までは、塗膜の耐久性に大きな差があった「油性塗料」と「水性塗料」。
しかし最近では、耐久性の高い油性塗料に引けを取らない水性塗料も数多く開発されており、塗装業者でも積極的に水性塗料も採用しています。
水性塗料にも油性塗料にもメリット・デメリットがあり、その中で塗料選ぶときに大事なことは「価格の安い塗料や人気の塗料を使うことではなく、人生プランに合わせた予算や自宅の状況に合った塗料を使う」ことなのです。
塗料は、顔料・樹脂・硬化剤・添加剤・溶剤からできています。
一般的に溶剤は液体で、他の成分は固体です。
それぞれの役割
顔料:色のもと
樹脂:塗膜のもと
硬化剤:樹脂を固める成分
添加剤:塗りやすくする成分
溶剤:顔料・樹脂・硬化剤・添加物を溶かしている成分
そもそも塗料の原料には、「顔料」「合成樹脂(シリコンやフッ素など)」「添加物」といった固体が使われますが、このままでは外壁や屋根に塗ることはできないため、液体である「希釈剤(薄め液)」で溶かし、塗りやすい状態に加工する必要があります。希釈剤で薄めた塗料を塗って乾燥させ、蒸発させることにより、顔料で着色し、さらに合成樹脂の力で壁などを保護する効果を発揮できます。 そしてこの希釈剤には、水性塗料の場合は「水」が、油性塗料の場合は「シンナーなどの有機溶剤」が用いられます。
つまり水性と油性の一番の違いは、希釈剤に水かシンナーのどちらが使われているか、という点にあるのです。
水性塗料とは、塗料の主成分が水で出来ており希釈にも水を使う為、独特のシンナー臭が少ない優しい塗料です。
VOC削減の理念を受け、さらに環境に良い塗料の開発が進んだことにより登場したのが「水性塗料」で、この塗料はシンナーを一切使用せず、水を使って薄めるため、溶剤系塗料に比べると大幅なVOC削減効果があります。 この「シンナーを使わない」という特徴から、水性塗料は時に「臭いがしない」や「安全」と紹介されることもありますが、実際は水性塗料でも無臭で無害というわけではありません。 塗料を安定させるためのVOCが若干入っているので、臭いが全くしないわけではないので、きちんと換気がされているところで使用する必要がありますし、水性塗料が入った容器にも気を遣う必要があります。「換気のよい場所で取り扱い、容器はその都度密栓してください」と表記してあるメーカーもあります。 水性塗料よりさらにVOCを減らした塗料「無溶剤型塗料」や「VOCフリー塗料」も開発・研究が進んできておりますので、将来的にはもっと無害な塗料も広まっていくでしょう。
<メリット>
・臭いが少ない
・近所迷惑や住む人の害になりにくい(無害ではない)
・現場での保管が楽である
・害が少ないので置いていても危険が少ない
・油性塗料に比べると価格が少し安めである
<デメリット>
・油性より少し寿命が短い
・塗装出来ない下地が多い
・特に鉄などには使えない水性塗料が多い
・艶が落ちやすい
・低温で塗る事が出来ない
・雨が多いと塗りづらい
「水」は飲んだり近くに置いてあったりしても特に健康被害などはない無害な液体といえます。一方で油性塗料に使用するシンナーなどの有機溶剤は「他の物質を溶かすための物質」ですので、身の回りの物質だけでなく人体にとっても危険な有害物質です。
油性塗料はシンナーの強烈な臭いを発します。臭いの感覚は個人差がありますが、気分の悪化や頭痛、食欲不振など人体への影響も考えられます。
「溶剤」と「弱溶剤」
油性塗料は希釈に使用する溶剤の違いで「溶剤(強溶剤)」と「弱溶剤」に分かれており、溶解力が強い種類にはアクリルシンナーやラッカーシンナー、ウレタンシンナー、エポキシシンナーなどがあります。
これらの強溶剤を使う塗料ということで溶剤系塗料は「強溶剤塗料」、または単純に「溶剤塗料」と呼ばれ、強溶剤で塗料を溶かして壁に塗っていく塗装工事というのが今までは主流でしたが、現在においては、外壁塗装における環境や人体への被害を少しでも減らすために、国で「VOC削減」という理念を掲げています。人にも環境にも有害な強溶剤塗料はできれば使わない方が良いということで、大手塗料メーカーは溶剤塗料を進化させて、弱いシンナーでも溶けるような塗料「弱溶剤塗料」を開発しました。
弱溶剤塗料は、シンナーの中でも比較的に刺激が少ない「塗料用シンナー」で薄めて使う溶剤系塗料で、臭いだけでなく人体や環境への害も以前に比べて少なくなっています。従来の油性塗料よりも使用しやすい、今の時代に合った油性塗料です。
どうしても油性塗料を使用したい場合は、弱溶剤タイプの塗料を考えてみてはいかがでしょうか。
*VOC(揮発性有機化合物)とは、Volatile Organic Compounds)の略称。シックハウス症候群などの健康被害や、大気汚染などの環境被害を引き起こす原因物質の一つとされている。
<メリット >
・長持ちする傾向がある
・艶を維持しやすい
・汚れがつかない時期が長い
・さびが発生しにくい
・金属にも密着する
・低温でも乾燥させやすい
<デメリット>
・臭いが強い
・価格が高い
・引火性を持つものもある
ひと昔前に比べると油性と水性の塗料の大きな違いというのは少なくなってきており、メーカーも「水性塗料が求められてきている」ということで、水性塗料の開発により力を入れています。
なぜなら、シンナーなどの有機溶剤を使わない水性塗料は人体や環境に害が少なく、住宅塗装の際にもご近所に刺激臭が拡がらないため、塗装業者側も施主側も利用を希望する人が増えてきているからです。ただ、水性塗料だけでは対応出来ない下地も今はまだあります。
まだまだこれから開発の余地はありますが、今後さらに水性塗料が油性塗料の性能に追いつくことが出来れば、様々な下地に適応するような塗料が増えてくるでしょう。
油性と水性の違いに悩んだときは、塗料の専門家に、家の状況に最も適したタイプを選んでもらいましょう。
多くの方が「水性塗料は素材が水性なので水に溶けてしまうのではないか?」と疑問を抱かれています。
雨水が当たる事で水性サインペンのように溶けて流れてしまうのでは…?
水性塗料は、完全に硬化するまでは水に触れると流れてしまいますが水性塗料が完全に乾燥して硬化すると、塗膜の中に残るのは樹脂と顔料のみであり、水分は全く無くなります。 乾燥して水分が揮発した時点で、水溶性ではなくなるという事です。その為、完全に硬化してしまえば、いくら横殴りの雨が降っても塗膜が溶けだすという事はありません。ただし、乾燥が完了するまでは水に弱いという難点があるため、天気の良い日を選んで施工する必要があります。 この点も、業者の管理の仕方や技術が大きく影響すると言えます。
ウッドデッキの素材に天然木を使っている場合、定期的に塗装をする必要があります。
いざウッドデッキに塗装しようと思っても、どの塗料がおすすめなのか迷ってしまっている方もいるのではないでしょうか。
ウッドデッキはこれからも長く使っていくものなので、見た目だけでなくしっかりと保護できる塗装をしたいですよね。
選ぶ際に気をつけたいのが
①「屋外用」の木材保護着色塗料を選ぶ
②仕上りの好みで選ぶ
③使いやすいものを選ぶ
・機能性&メンテナンスの軽減重視なら「油性塗料」
・安全性&扱いやすさ重視なら「水性塗料」
より安全性を重視したいなら、水性塗料の中でも「自然系塗料」と表記されたものがおすすめです。酸素を取り込み酸化重合反応の作用で乾燥するので、有機溶剤や有機顔料、塗料添加剤などの化学物質を必要としません。天然油脂や樹脂を主原料に作られており、人体・環境ともに安全性が高いので、小さなお子さんやペットを飼っているご家庭に特におすすめですよ。
どれにするか悩んだら・・・
設置場所にあわせて効果をチョイス
乾燥にかかる時間もしっかりチェック
お庭や外壁にマッチするカラーを選ぶ
塗料にはさまざまな特徴やメリット・デメリットがあるので、塗装をする場所や目的にあったものを選ぶことが重要です。
油性塗料と水性塗料のどちらを選ぶのが良いかは一概には言えませんが、油性と水性のどちらが適切であるかは、お住まいの外壁・屋根の劣化状況などから総合的に判断しなくてはなりません。
性能だけでなく、費用面も大事です。塗り替えのサイクルを10~15年を超える長期にするのか、10年以内で細かいメンテナンスを繰り返していくかなどでかかる費用が変わってきます。そのため塗料の性能・価格また作業に関わる費用をあわせて考える必要があります。
塗料を選ぶには性能・色・外壁材との相性・劣化状況・住宅環境などあらゆる点を総合的に判断して決定することが大切です。
家の外壁に合った塗料で塗り替えができるように、まずは外壁の点検依頼してみて、どのような塗装工事が必要か確認し、塗装の知識豊富な業者に相談しながらピッタリの塗料を見つけましょう。
いかがだったでしょうか?塗料は歴史から現在までとても奥が深いものなのがわかります。
少しでも塗料選びの参考にして頂ければと思います。
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