今ならご成約特典

キャッシュバック

最大

50,000

2023 03 31日まで

0気になる ログイン

屋根塗装「縁切り」は本当に必要?|リビロペイント

special feature
外装塗装の知っ得情報

屋根塗装・外壁塗装や相場費用、業者選び、色選びなどお客様が知っていると得する情報を記事にまとめました。

塗装専門家相談

注目の記事ランキング

屋根塗装「縁切り」は本当に必要?

縁切りの必要性に迫る!


台風や地震が多い日本。
雨風に耐え地震の揺れにも強い丈夫で耐久性の高い屋根は私たちの生活に必要不可欠です。普段はあまり目にする機会が少ない屋根ですが、安全で心地良い住まいには大事な建材のひとつです。
屋根材には様々な種類がありますが、どの屋根も1枚1枚が重なり合ってひとつの「屋根」を形成しています。この屋根材が上下に重なっている部分には隙間が空いています。この隙間を作る作業を縁切りと言います。「縁切り?」あまり聞いたことのない言葉かもしれませんが、実はスレートの屋根材を塗装する際にとても重要な工程になります。間違った工事をしてしまうと雨漏りの原因になることもあります。今回この縁切りについてお話をさせていただきます。

屋根が呼吸をする

縁切りとは…屋根材と屋根材の間に隙間をつくる作業です。
なぜ、塗装したのにわざわざ隙間を作るのだろう?
それは雨漏りと結露を防ぐためです。
スレート屋根は、薄い屋根材を少しずつ重ね合わせながら屋根に敷きつめていく重ね葺きなのですが、重ねた部分に少しの隙間が出来ます。この隙間が屋根や家にとって非常に重要な役割を持っているのです。そもそも屋根は風雨によって雨水が屋根材内に入ることは避けられないので、通常屋根材の重ね目の隙間を抜け出ることで、雨水や湿気を逃しているのです。
しかし重ね目の隙間が塗膜で塞がってしまうと、屋根材をつたって屋根内部に雨水が浸入したり湿気がこもって結露ができたり、それが経年劣化として屋根の下の部材が傷んで雨漏りへと繋がってしまうわけです。
つまり、屋根が呼吸するための大事な隙間なのです。

この縁切り作業。重ね目の塗膜をひとつひとつ丁寧に切っていく大変手間のかかる工程ですが、この作業をするとしないとでは後に住まいへ与える影響がとても大きいのです。
カッターでの縁切りはリスクも多く、また非常に手間もかかるため、タスペーサーを使用する業者も増えています。タスペーサーとは五角形の形をした、屋根材と屋根材との間に差し込むことで隙間が確保されるため、従来のカッターで縁切りを行うよりタスペーサーを使用する方が作業時間の短縮にもなります。

是非屋根のリフォームをする際にはお見積もり内容項目で「縁切り」「タスペーサー」という言葉をチェックしてみてください。

※縁切り:塗料乾燥後に塞がった隙間の塗膜をカッターなどの工具で切ることにより水の通り道を確保する工程のこと
※タスペーサー:スレート瓦の重ね目に挿し込んで隙間を確保する縁切り用部材です。タスペーサーを使う場合、縁切りは必要ありません。また屋根に4mm以上の隙間がある場合はタスペーサー挿入の必要はありません。隙間が広いためタスペーサー自体を挿入しても固定されず落ちてきます。

縁切りしなかったために起こるトラブル

トラブル1 《雨漏り:屋根下地材の劣化》

排水されなかった雨水がどんどん雨水を引き寄せ(毛細管現象)、次第に屋根材下部にある下地を腐食させてしまう恐れがあります。長期間雨水に晒された下地材は防水力を失い水分が屋根内部にまで達し雨漏りなどの被害が発生する


トラブル2 《室内の湿度上昇:屋根の通気性が失われる》

隙間が塞がれて屋根の通気性が失われてしまいます。そのため屋根内部に水分だけでなく湿気までこもってしまい腐食がさらに加速する


トラブルを回避するための対策

●施工業者とのお見積の段階で、縁切りの作業またはタスペーサーの挿入が工程に含まれているか確認する。
(口頭での約束ではなく、きちんと見積書や工程表などの書面に記載してもらいましょう。)
 ●工事完了後に施工箇所の報告書(写真付)を確認できる。
(縁切り、またはタスペーサー挿入済であるか確認しましょう。)

まずは、屋根と屋根裏の状態を早めに確認しましょう。屋根に上がるのは危険をともなうので、確認は塗装専門店など屋根診断を行っている業者にお願いされることをおすすめします。
①屋根点検…縁切りされているかいないかのチェック
②屋根裏点検…縁切りされていなかった場合、雨漏りが起きていないかのチェック
この2点を診断してもらい、雨漏りしていなければ改めて縁切りをしてもらい、今後水が溜まるのを防ぎましょう。万が一雨漏りを起こしていた場合は、内部の木材の被害状況なども確認して、修繕工事が必要です。

プチ知識!

突然ですが、お住まいの屋根瓦はスレート瓦ですか?日本瓦ですか?

屋根材の主な種類
日本で使われる屋根材には様々な種類があります。代表的なものは瓦ですが、最近では瓦よりもリーズナブルで扱いやすい屋根材や、軽量化することで耐震性を高めた屋根材も主流になりつつあります。 

●瓦(粘土系)
日本住宅で使われる瓦屋根は、どっしりとした重厚感が魅力です。耐久年数が大変長いです。
●スレート屋根
板状の屋根材。カラーバリエーション豊かでリーズナブルなので人気です。
●ガルバリウム銅板
金属系の屋根材。軽量で耐震性が高くデザイン性にも優れています。
●セメント系屋根
セメントで造られており形状は様々。瓦のような形をしているものもあります。

まとめ



いかがでしたでしょうか。
我が家の屋根が縁切りされているかどうか気になってしまいますね。
「縁切り」とは、塗装後のスレート屋根の塗膜を切って水の抜け道を作る作業です。縁切りをしないと屋根の中に水が溜まって雨漏りに繋がるため、スレート塗装時には必須の作業です。
もしも既に塗装をした方で、縁切りされていないことに気づいた場合は、屋根点検・屋根裏点検をして状況を確認し、再度の縁切りか雨漏り修繕工事を行ないましょう。


縁切りは雨漏りを防ぐためのとても重要な作業です。必要性をしっかり見極めて後悔のない塗装工事にしましょう。

参考になった 0
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます。
image
ハウスメーカーの住宅延長保証は本当に必要であるか?
記事を読む
image
デッキ塗装などの木部塗装で失敗しない、塗装のポイントをご紹介!
記事を読む
image
屋根塗装や外壁塗装は本当に必要あるのか!?
記事を読む
image
火災保険を使って外壁塗装はできる…?
記事を読む

リビロペイントが選ばれる4つの理由

多店舗登録を比較

25,706店の塗装専門店を比較で安く

キャッシュバックあり

リビロより最大5万円のキャッシュバック

口コミ・評判多数

塗装店の口コミ・評判を掲載

匿名で質問が出来る

塗装専門家に匿名で質問・相談ができる。

最大50,000円キャッシュバック

キャンペーン期限: 2023年331日まで

全国25,000社の
全国各地の優良塗装店をご紹介

30秒で匿名見積もりボタン