今ならご成約特典

キャッシュバック

最大

50,000

見積もりご依頼

2025 04 30日まで
ログイン

外壁塗装におすすめ塗料メーカーランキング!選び方と注意点

special feature
外壁塗装の知っ得情報

屋根塗装・外壁塗装や相場費用、業者選び、色選びなどお客様が知っていると得する情報を記事にまとめました。

塗装専門家相談

注目の記事ランキング

外壁塗装におすすめ塗料メーカーランキング!選び方と注意点

「どの業者に頼むか」と同じくらい、「どの塗料を使うか」も大切です

外壁塗装をするうえで、「どこの業者にお願いするか」はとても大切なポイントですよね。
でも実はそれと同じくらい重要なのが、「どんな塗料を使うか」ということです。

「塗料って、結局どれも同じなんじゃないの?」
そう思われる方も多いかもしれませんが、実は塗料にはさまざまな種類があり、選ぶ塗料によって“仕上がりのもち”や“機能性”が大きく変わってきます。

たとえば、塗料の耐久性(=どれくらい長持ちするか)は種類によって異なり、場合によっては10年近く差が出ることもあるんです。
さらに、「遮熱性」「防汚性」「防カビ性」「断熱性」など、それぞれの塗料に特徴的な性能があります。

また、塗料は外壁の材質や劣化の状態、建物が建っている**環境(例えば日当たりや湿気の多さ)**によっても、合う・合わないがあります。

だからこそ、目的や状況に合った塗料を選ぶことがとても大切なんです。
どれを選ぶかによって、仕上がりの満足度や今後のメンテナンス費用にも関わってきます。



様々な塗料の選定基準

塗料にはたくさんの種類があり、それぞれ性能や価格が違います。
一般的には、長持ちする(耐久性の高い)塗料ほど、グレードが高くて価格も高くなる傾向にあります。

では、実際にお住まいを塗り替えるときには、どんなことを基準に塗料を選べば良いのでしょうか?
大切なのは、塗料の特徴をしっかり理解したうえで、
「自分はどんな外壁にしたいのか?」
「どんなふうに家を守りたいのか?」
といった“目的”を考えてみることです。

たとえば、「できるだけ費用を抑えたい」「暑さ対策をしたい」「外壁の汚れを目立たせたくない」など、人それぞれ重視したいポイントは違うはずです。

もちろん、ご予算を重視して選ぶのもひとつの方法です。でも、お住まいの状況や立地環境、外壁の劣化具合なども含めて、トータルで考えると、より満足度の高い塗装工事につながります。

例えば以下のような選択基準があります。
1.耐久年数
2.価格 
3.暑さ寒さ対策
4.汚れ対策
5.外壁材重視


《1.耐久年数で選ぶ》

1-1 長い目で見た時、結果的にトータルコストを抑えられるフッ素塗料

塗装工事は一度にまとまったお金がかかる、大きな出費です。せっかく高いお金をかけて塗装するなら、何度も塗り替えるのではなく、できるだけ長持ちする塗料を選びたいですよね。そこでおすすめなのが、「フッ素塗料」です。
フッ素樹脂塗料は、一般的に耐候性に優れていると言われるシリコン樹脂塗料と比べてもはるかに優れており、一度塗装すれば長期間塗り替えを行う必要がありません。このように耐候性の高い塗料を使用すれば、塗り替えの周期を延ばすことができ、建物のLCC(ライフサイクルコスト)を削減することが可能です。また紫外線や雨風に強い「耐候性」だけでなく、薬品や溶剤に対する強さ(耐薬品性・耐溶剤性)、高い温度にも耐えられる「耐熱性」、水をはじく「撥水性」など、さまざまな優れた性質を持っています。さらに、表面がツルツルして汚れがつきにくい「滑り性」や「非粘着性」といった、独自の特徴もあります。こうした特徴を生かし塗料以外にもフライパンや炊飯器といった身近な家庭用品まで広範囲に展開されています。
最近では、「長く使えておトク」という視点からフッ素塗料の良さが広まりつつあります。塗り替えの回数を減らせることで、費用の節約につながるだけでなく、環境にもやさしいということで、高層ビルや大きな建物などでも多く使われています。

【代表的なフッ素塗料】
◆ファイン4Fセラミック(日本ペイント)
改修にも安心して使える弱溶剤4フッ化フッ素セラミックです。 ライフサイクルコストの低減や、長期美観維持のニーズに対する提案に最適な商品です。

◆セラМフッ素(関西ペイント)
耐候性に非常に優れるフッ素系の上塗。専用の中塗を使用することで最大の性能を発揮します。

◆クリーンマイルドフット(エスケー化研)
セラミック複合の特殊技術で従来にない超低汚染を実現。溶剤形(強溶剤)塗料に比べて臭気が少なく、作業環境の改善に役立ちます。また旧塗膜の種類を問わず優れた密着性を示します。

★おすすめする塗料はコレ!
◆ルッソペイムF (ペイントホームズ)
お客様に寄り添い塗装一筋で生きてきたペイントホームズが考える美しい塗装の理想形「超耐久性&超耐候性のスーパー塗料」を実現!某大手塗料メーカーとの共同開発により誕生した自信をもっておすすめする次世代フッ素樹脂塗料を安心の低価格でご提供。「超耐候性塗料は高額」という塗料の常識を打ち破りました。人にも環境にも優しい水性塗料で、抜群の耐候性を持つ最高級の塗料です。

1-2 耐候性が非常に高い無機塗料

できるだけ塗り替えを少なくしたい…」という方におすすめなのが、無機塗料です。
無機塗料とは、ガラスや石のような紫外線に強く、劣化しにくい“無機物”を使った塗料のこと。たとえば、ガラスって日光にさらされても簡単には傷んだりしませんよね?無機物はとても丈夫で、燃えにくいという特徴もあります。
とはいえ、無機物だけで塗料を作ってしまうと硬すぎて建物には塗れません。そこで、無機物の強さはそのままに、柔軟性のある有機物を少し混ぜて使いやすくしたものが「無機塗料」です。紫外線で劣化しやすい成分がほとんど入っていないため、とても長持ちしやすく、耐候性にも優れています。そのため、塗り替えの回数も少なくなり、長い目で見ればコストパフォーマンスの高い塗料といえます。
ただし、メリットばかりではありません。無機塗料は他の塗料に比べて価格が高めで、下地の状態によってはひび割れが起きやすいという注意点もあります。
※塗料メーカーによっては、「無機有機ハイブリット塗料」という表現を使うこともあります

【代表的な無機塗料】
◆アプラウドシェラスターNEO(日本ペイント)
非常に紫外線に強い「超高耐候性」をもち、日本ペイント内でも最高ランクに位置付けられています。「超低汚染性」(親水性機能)によって、建物外壁に付着した汚れを雨水とともに洗い流し、美観を維持することが可能です。無機系の特性により、すぐれた難燃性を示しておりメンテナンスの難しい高層ビル等に適しています。

◆アレスダイナミックMUKI(関西ペイント)
無機有機複合塗料で、卓越した耐候性を有するダイナミックシリーズの最上位品です。
フッ素樹脂のおかげで弾性下地にも追従する柔軟性があるため、ひび割れに強いしなやかな塗膜を形成できます。

◆フレックスセイバーIO(オンテックス)
超耐候性能を誇り、ローコストで施工可能の次世代ハイブリッド無機塗料。酸化チタンの分子の表面に保護層を生成することにより、劣化の原因となるラジカルの発生を抑制し建物を保護します。また、従来の塗料より塗装工程が少なくローコスト化を実現しました。さらに、塗膜の柔軟性を高めひび割れしにくいため、美しさが持続します。

★おすすめする塗料はコレ!
◆ホームガードNEOⅡ(ホームテック)
無機塗料に、密着性、高弾性の特徴を持つ有機塗料をミックスさせ開発。この度さらに進化し、耐久性と弾性を5年の月日をかけ、実現した革新的塗料。最高性能の耐久性と弾性を持つということは、塗り替えのサイクルを延ばし、汚れから建物を守ることができるという超おすすめ製品です。






《2.価格で選ぶ》

2-1 価格の安さ重視で選ぶなら断然アクリル系塗料

アクリル塗料が使われ始めたのは、1950年代ごろからです。ツヤがあり、発色も良く、何より費用が安いということで、当時は多くの人から人気を集めました。現在でも、アクリル系の塗料はとにかくコストを抑えられるという点が大きな特徴です。ただし、紫外線に弱く、屋外での耐久性があまり高くないため、一般的な戸建住宅の塗り替えにはあまり使われなくなってきています。
それでも、用途によってはアクリル塗料が最適な場合もあります。たとえば、アパートなどの賃貸物件で「見た目をきれいにして入居率を上げたいけど、費用はなるべく抑えたい」というオーナー様には、アクリル塗料はおすすめです。また、数年ごとに外壁のリフレッシュをしたい場合や、こまめなメンテナンスが前提となる賃貸住宅にも向いています。さらに、直射日光の当たらない場所(マンションの共用階段や廊下など)では、耐候性の弱さも気にならず、コスト面のメリットを活かすことができます。

アクリル塗料は他の塗料(シリコン、フッ素、無機など)に比べて耐久性が劣るため、最近ではあまり外壁には使われなくなっていますが、使いどころによってはメリットもあります。
アクリル塗料をおすすめする場面
1. 短期間だけ使いたい場合
2. 費用をなるべく抑えたいとき
3. DIYや小規模な補修
4. イベント・仮設建物・展示物など

アクリル塗料は「安くて扱いやすい」けれど「長持ちしない」という特徴を持っています。だから、長く住む家の外壁には基本的には不向きですが、「一時的な使用」や「費用を抑えたい時」には選択肢になり得ます。

【代表的なアクリル塗料】
◆DANフレッシュ (日本ペイント)
水性塗料なので、臭気も少なく作業環境に優しい塗料です。優れた防藻・防かび性を発揮し、ひびわれに追従し、中性化防止に役立ちます。透湿効果で壁体内結露から建物を守ります。

◆SK水性ELコート (エスケー化研)
耐水、耐アルカリ性に優れた抵抗性を示します。また強靭で伸長性の高い塗膜が壁面からの雨水の浸入を防止します。水性のため、安全衛生面でも安心して使用できます。

★おすすめする塗料はコレ!
◆アレスアクアグロス(関西ペイント)
水性でありながら反応硬化樹脂によって得られた塗膜は、同種の溶剤系塗料よりも耐水性、耐久性、耐薬品性に優れており画期的な塗料です。
また、水性なので臭気も少なく下地や旧塗膜適正幅が広い塗料です。

2-2 費用対効果バツグン!ちょうどいいバランスのシリコン塗料

シリコン系塗料が多くの人に選ばれているのは、価格と耐久性のバランスがちょうどいいからです。フッ素塗料ほど高価ではなく、それでいてしっかり長持ち。まさに「コスパの良い塗料」として人気があります。また、シリコン塗料には汚れがつきにくい(防汚性)という特徴もあり、見た目をきれいに保ちやすいのもメリットです。さらに、質の高いシリコン塗料なら、「ひび割れしにくい」「カビが発生しにくい」といった機能があるものもあります。
シリコン系塗料は、種類も豊富で、それぞれに性能の違いがあります。塗装する場所や劣化の症状に合わせて、目的にぴったり合ったものを選べるのも魅力です。
総合的に見ても、コスト・性能・耐久性のバランスに優れた、非常に使いやすい塗料と言えるでしょう。


【代表的なシリコン塗料】
◆クリーンマイルドシリコン(SK化研)
サイディング、コンクリート・モルタル、ALCパネル、GRC板、スレート板、金属部など、どのような素材にも適しており、各種旧塗膜の上からも塗りやすいと評判の高い製品です。
独自のセラミック複合技術を用いており、建物に汚れが付きにくく塗ったばかりのような光沢の美しさが持続します。

◆ファインシリコンフレッシュ (日本ペイント)
光沢低下や変色が極めて少なく高耐候性を発揮します。特殊セラミック成分による親水化技術が優れた低汚染性を実現します。臭気がマイルドで、さまざまな下地に塗装できます。最先端のバイオ技術で藻、カビの発生を制御します。塗装時の発泡がなく、抜群の塗りやすさです。乾燥が早いため冬場の施工にも安心です。
★オススメするシリコン塗料はコレ!

◆超低汚染リファイン1000Si-IR(アステックペイントジャパン)
超低汚染性、遮熱性、耐候性に優れた塗料です。「塗膜表層コーティング技術」により塗膜の密度が高く親水性(水になじみやすい性質)のある塗膜を形成します。シリコン塗料の中でも耐候性に優れ、遮熱性、親水性、防藻機能を備えた高機能塗料です。




《3.暑さ寒さ対策》

暑さ対策に!光熱費も節約できる「遮熱塗料」と「断熱塗料」
最近では、異常気象の影響で夏の暑さが年々厳しくなってきています。地域によっては、毎年7月〜9月にかけて気温が35℃を超える猛暑日が続くこともめずらしくありません。
そんな中、「エアコンをずっとつけっぱなしで電気代が心配…」「家の中が暑くてつらい…」と感じているご家庭も多いのではないでしょうか?そこでおすすめなのが、夏の暑さ対策として注目されている「遮熱塗料」です。外壁や屋根に塗ることで、太陽の熱を反射し、室内の温度上昇を抑える効果があるため、冷房の効きが良くなり、電気代の節約にもつながります。さらにもう一つ注目したいのが「断熱塗料」です。こちらは、やさしいエコ塗料として人気が高まっています。
簡単にいうと熱を反射するのが「遮熱塗料」、熱を伝わりにくくするのが「断熱塗料」です。

⚫︎遮熱塗料とは
遮熱塗料とは、熱の原因となる太陽光を反射させ、室内の温度上昇を抑える塗料です。
屋根や外壁に塗ると光を反射して建物内部への熱の侵入を防いでくれるので、夏の室内の温度を快適に保ってくれます。
遮熱塗料を屋根に塗装した場合、最大で15〜20度の屋根表面温度を低下させる効果があります。

【代表的な遮熱塗料】
◆サーモアイ [日本ペイント]
シリコンやフッ素など、選べる耐久性と遮熱機能。歴史のある塗料です。屋根の見た目を美しく保ちつつ、遮熱効果を長持ちさせたいという方におすすめの塗料です。
淡い色を用いると、全日射反射率60%以上と効果大です!

◆クールタイト(EL工法)[エスケー化研]
上塗材は太陽光に含まれる近赤外線(熱線)を効率よく反射し、屋根の温度上昇を抑制することで冷房費の負担を軽減します。セラミック複合技術を用いた超低汚染機能により表面は高強度、低帯電性、親水性を示します。これらのトリプル効果により、カーボンなどを含む粉塵の堆積を防ぎ、付着した汚れも雨で流れ落とされるため、遮熱性能を長期間維持することができます。
また通常の遮熱塗料は艶ありのみですが、このクールタイトは3分艶や艶消し(フッ素系のみ)もラインナップされおり、より多彩な表現ができるというのが魅力です。

◆アレスクール1液F 関西ペイント
耐候性に優れており、温度上昇の原因である光を効率よく反射する屋根用の遮熱塗料です。光を反射させる特殊顔料を上塗りと下塗りの両方に配合しているため屋根の温度上昇を効率よく抑えてくれます。また耐用年数が長いので、遮熱効果を長く保ちたいという方におすすめです。
★おすすめする塗料はコレ!
◆パラサーモ(日本特殊塗料)
日本特殊塗料は国内メーカーの中では、遮熱塗料を初めて商品化したことで有名です。
その日本特殊塗料のパラサーモ。特徴はコストパフォーマンス。価格と遮熱性能の両面が評価されて、国内No.1のシェアを誇っています。種類のバラエティも豊富で、ウレタン〜無機まで溶剤タイプが揃っています。外壁向けのパラサーモもウレタン、シリコン、フッ素の中から選べます。

⚫︎断熱塗料とは
断熱塗料は、光を反射しないため熱の発生は抑えられませんが、熱や冷気の侵入を防いでくれるので、室内の温度上昇を抑えます。
室内外の熱の移動を遮断してくれるので、夏は涼しく保ち、冬は外に熱を逃さないため、暖かい状態が保たれるのです。

【代表的な断熱塗料】
◆断熱コートEX(東日本塗料株式会社)
熱エネルギーとなる赤外線を反射させる特殊な遮熱顔料と、熱伝導率を低減させる有機無機ハイブリッドバルーンを使用し、緻密で強靭な塗膜は汚れを寄せ付けません。高い防音効果により、雨音等の騒音や衝撃音を軽減します。また建物の北側や湿気の多い場所に発生しやすいカビや藻を防ぎ長期にわたり建物を守ります。

◆キルコ(株式会社シンマテリアルワン)
「省エネ」「遮熱」「断熱」「高反射」「防水」「高耐久」といった様々なキーワードを網羅し、熱中症対策、電気代削減対策となり、さらに超耐久性なので非常に経済的で費用対効果が高い塗料となります。伸縮性の高い塗料を用いることで外壁のクラック(ひび割れ)が起こりにくくなるので外壁の耐久性を重視するのであればおすすめ塗料です。

★おすすめする塗料はコレ
◆ガイナ [日進産業]
GAINAは何度もテレビで特集されている断熱塗料の金字塔の塗料です。メーカーである日進産業は、かの有名なロケットのJAXAから技術提供を受けています。
ロケットの先端は大気圏突入時にものすごい温度になるもの。それを軽減していくためにロケットの塗料にはGAINAの技術が使用されているのです。ガイナを屋根塗装に使用すると日射を反射する遮熱と断熱の効果が得られます。不燃素材で火にも強く、中空ビーズが音の反射と吸収を繰り返すので、想像以上の吸音性能もあります。ガイナは、暑さ、寒さ、騒音、空気改善、結露、不燃と様々な効果を持つ、断熱塗料を超えた断熱塗料なのです。



《4.汚れ対策》

4-1 セルフクリーニング機能を持った光触媒塗料

「外壁の汚れって気になるけど、頻繁に掃除や塗り替えは大変…」そんな方におすすめなのが、光触媒塗料です。
この塗料は、太陽の光(紫外線)と雨の力を使って、汚れを自分で落とす“セルフクリーニング機能”を持っています。光触媒塗料には「酸化チタン」という成分が含まれていて、紫外線に反応して汚れを分解します。その後、雨が降ることで分解された汚れが自然と洗い流されるのです。つまり、雨と太陽の力だけで、外壁が勝手にキレイになる!という画期的な塗料なんです。このセルフクリーニング効果によって、外壁の汚れがつきにくくなり、メンテナンスにかかるコストを50〜70%も減らせるとも言われています。

特にこんな環境におすすめです:
・家の前に交通量の多い道路や国道があり、排気ガスで外壁が汚れやすい家
・真っ白い外壁など、汚れが目立ちやすいデザインの家

※ただし、注意点もあります。光触媒塗料はまだ新しい技術の塗料で、取り扱っているメーカーや種類が少なく、価格もやや高めです。そのため、導入の際は「セルフクリーニングでどれくらいラクになるか」と「初期費用」をしっかり比較して検討することが大切です。

【代表的な光触媒塗料】
◆エヌティオ(日本特殊塗料)
「特殊塗料」の研究を続けて80余年の日本特殊塗料は、継承されてきた創意工夫の精神と開発技術を生かし多様な分野で活用される塗料をお届けしてまいります。エヌティオは防汚染、抗菌、脱臭、浄化の機能を兼ね備えた光触媒の仕上げ材です。ガラス面を美しく塗装できる「エヌティオG」といった塗料も同じシリーズとして販売されています。

◆オプティマスホワイトペイント(オプティマス)
オプティマスの光触媒塗料は、メーカー特有のマットな質感が特徴です。
外壁に付着した有機化合物質やウイルスを分解、除去し降った雨が洗い落としてくれるので、外壁は常に白い状態に保ち続けられます。また塗布面にクラックが入りにくく、耐水性に優れており、塗り替えの頻度も少なくてすみます。
★おすすめするのはコレ
◆ピュアコート(ピアレックス)
TOTOのハイドロテクト(生産中止)に続いて信頼性が高いと考えられている光触媒塗料で、水性、溶剤系、タイル用の3種類が販売されています。
超親水性の壁面と光触媒の作用により、壁面の汚れを除去するオートクリーニング機能のほか、高い耐久性、紫外線カットの効果もあります。紫外線がカットできるため、塗料の色褪せも抑えることが可能です。

4-2 劣化しにくい。汚れにくい塗料を選ぶならラジカル塗料

「塗装してもすぐに色あせてきたり、粉っぽくなってきた…」
そんな経験はありませんか?それ、実は「ラジカル」という目に見えない劣化の原因が関係しているんです。
ラジカルって何?
ラジカルとは、塗料の中にある顔料(がんりょう)という色のもとが、紫外線・酸素・水分などに反応して生まれる“劣化の元”のようなものです。このラジカルが暴れ出すと、外壁や屋根の塗膜が少しずつ壊れていき、よく見られる「チョーキング(外壁を触ると白い粉がつく現象)」の原因になります。
そこで登場!ラジカル塗料
ラジカル塗料は、正式には「ラジカル制御型塗料」と呼ばれ、このラジカルの発生を抑える特殊な成分(酸化チタン)が使われています。
つまり、ラジカル塗料とは「劣化の原因が生まれにくくなる」=「塗装が長持ちしやすい」塗料なんです!
しかも、ラジカル塗料は耐候性・防汚性にも優れていて、コストパフォーマンスも良好。「フッ素や無機はちょっと高いけど、耐久性は重視したい…」という方にぴったりの選択肢です。

代表的なラジカル制御塗料
◆ファインパーフェクトトップ(日本ペイント)
今までの1液弱溶剤にない「転写性によるグリップ感」、「肉厚によるかぶりの良さ」がポイント。 木部、鉄部、コンクリート、モルタル、サイディングなどオールマイティに使えます。付帯部などにおすすめです。弱溶剤の塗料で、パーフェクトトップのラインナップでは金額と耐久性において一番バランスが良く、艶有り・半艶・3分艶・艶消しから選べます。
◆ロイヤルシリコン(菊水化学工業)
トリプルブロック(デンスシリカ処理・ハルスによるラジカルトラップ技術・紫外線吸収して熱に変換する技術)で、紫外線から塗膜を守ります。マイクロレベリング技術で、自動車塗料並みの光沢を有します。高塗着・デンスプリンディング技術で十分な膜厚と安定した品質をご提供します。

◆エスケープレミアムシリコン(エスケー化研)
緻密かつ強靭な塗膜はトリプルガード効果により、超耐久性、超耐候性を示すとともに耐水性、耐アルカリ性、耐薬品性に優れています。超微粒エマルションというなめらかな塗膜で、一般的な塗料よりも艶のある仕上がりになります。また、強溶剤と比較して臭気が少なく、作業環境の改善に役立ちます。

★おすすめ塗料はコレ

◆アレスダイナミックTOP(関西ペイント)
高耐久のハルスハイブリット塗料(光安定剤入り)で、メーカー発表の耐久年数は15年、艶有り・7分艶・半艶・3分艶と選ぶことができます。
また、ダイナミック強化剤という添加剤を入れることで、湿度85%でも塗装が可能です。雨天時でも雨養生を施して、塗装面に直接雨が当たらない条件下では塗装をすることができます。
独自の緻密・強靭塗膜形成技術により高い付着力を発揮します。



《5. 外壁材に合わせる》

使用している外壁材の意匠性を活かすならクリヤー塗料

「今の外壁のデザインが気に入ってる…」という方におすすめなのがクリヤー塗料です。
「レンガ調の柄や木目の外壁が気に入っているのに、塗装したら全部塗りつぶされてしまうのはイヤ…」そんなお悩みをお持ちの方にぴったりなのが“クリヤー塗料”です。クリヤー塗料とは、その名の通り透明な塗料。普通の塗料のように色がついていないので、外壁の模様や素材の風合いをそのまま残したまま、表面に保護のコーティングをすることができます。

どんな家に向いてるのか?
クリヤー塗料は、築5〜10年くらいの比較的新しい家や、目立った汚れや傷みがないキレイな外壁に向いています。
なぜなら、透明なので下地(今の外壁)の状態がそのまま見えてしまうからです。

注意点も!
・外壁にひび割れや色あせが目立っていると、クリヤー塗料ではカバーできません
・外壁材の種類によっては塗装に向かないものもあります
・透明でもグレード(性能)によって価格や耐久性に差があります


【代表的なクリヤー塗料】
◆ピュアライドUVプロテクトクリヤー(日本ペイント)
外壁の高意匠サイディングの模様をそのままに美しく保ちます。
「セラミック」という、石や砂のような無機物の粒子・粉末が含まれていて汚れにくいのが特徴で、コケやカビなども発生しにくいです。紫外線吸収剤が含まれているため、紫外線による劣化を軽減させ、外壁をより長持ちさせることができます。艶あり、3分艶、艶消しから選べます。
グレードも2タイプあり予算や持たせたい年数から選べるので、幅広い方におすすめです。

◆ロイヤルセラクリヤー (菊水化学工業)
サイディングボード・磁器質タイル用のクリヤー塗料です。
特殊セラミックをハイブリッドする事で、紫外線や酸性雨からサイディングボードを守ります。
無機系サイディングボードに対しても安心できる密着性をもちます。仕上げは、艶有・3分艶の2種類から選んで頂けます。磁器質タイル面(施釉・無釉)の改修、保護にも使用頂けます。

◆タイルフレッシュ(エスケー化研)
セラミック成分を複合化することにより、塗膜は高硬度、低帯電性、親水性を示し、汚れを寄せ付けず、付着した汚れも雨などで洗い落とすため、いつまでも美しい表面を維持することができます。親水性のある塗膜を作ることで汚れが付きにくく、付着した場合も雨などで洗い落とすため、いつまでもタイルの美しさを維持することができます。
★おすすめする塗料はコレ!

◆キシラデコール(大阪ガスケミカル株式会社)
こちらは木材専用の代表的塗料です。発売以来50年以上の実績を持つ木材保護塗料の定番ブランド。多くの採用実績が高い防腐・防カビ・防虫効果を証明しています。
完全なクリヤーではなく半透明の塗料で、自然な木材の茶色系で多数のカラーバリエーションがあります。塗装後も木目が残って、温かみのある質感を保つことができます。



💡 合わせて読みたい
「人気の塗料にも落とし穴?選ぶ前に知っておきたい注意ポイント」 評判だけで選んでしまわないために、プロが教える判断基準をぜひチェックしてみてください。

まとめ

ここまで読んでいただくとお気づきかもしれませんが、外壁塗装に使われる塗料は本当にたくさんの種類があり、
「結局どれを選んだらいいの?」と迷ってしまうのも無理はありません。
塗料についてすべて覚える必要はありませんが、少しでも特徴を知っておくことで、見積もりの際や業者さんの提案に対しても判断しやすくなります。
もちろん、ご予算とのバランスも大切ですが、せっかく大切なお住まいを塗り替えるのであれば、「やってよかった!」と思えるような選択をしていただきたいものです。
そのためにも、目的を持って、ご自宅の状態に合った塗料を選ぶことがとても大切です。
このランキングや解説が、塗料選びの参考となり、少しでも後悔のない外壁塗装の手助けになれば幸いです。


参考になった 2
最大50,000円キャッシュバック

見積もりご依頼 2025年430日まで